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タッチタイピングへの近道の話|3か月前の自分と別人になる理由

2026.09.26 さくらツールズ

前に無料のタイピングゲームで練習したから、ある程度は打てていた。
それなのに、「タッチタイピングを覚えたほうがいい」と言われてホームポジションで練習を始めたら、前より打つのが遅くなった。

キーボードを見て打つほうが、なんとなく速い気がする。
カチャカチャとキーの音が鳴ると、仕事をしている気持ちにもなれる。

そんな経験がある人は、多いのではないでしょうか。
前より遅くなると、ホームポジションの練習が苦痛になりますよね。
その気持ちのままだと、指がキーの場所を覚える前に、練習をやめてしまいます。

私が担当する講座で、毎回タッチタイピングを一から教えることがあります。
パソコンが苦手な人や、スマホやタブレットしか使ったことがない人も、ホームポジションから始めています。
そして3か月後には、日本語入力で1分100字を超える人が、本当にたくさんいるんです。

この記事では、タッチタイピングへの近道と、その理由やコツをお伝えします。

この記事でわかること

  • タッチタイピングへの近道3つ
  • 最初に遅くなる理由
  • FとJに戻るコツ

読み終えたら、遅くなった今の時期が、伸びる前の準備期間だと納得できるはず。
ホームポジションの練習へのやる気も、きっと戻ってきます。

タッチタイピングへの近道は3つ。

  1. ホームポジションを覚える
  2. ミスを減らす
  3. キーボードを見ない

コツコツ続ければ、3か月前の自分とは別人になれます。

タッチタイピングへの近道は3つ

タッチタイピングへの近道は、次の3つです。

  1. ホームポジションを覚える
  2. ミスを減らす
  3. キーボードを見ない

どれも、指にキーの場所を覚えさせるためのものです。
速く打つ練習は、この3つが身についてから。ここが重要なポイントです。

なんとなく遠回りに感じるのではないでしょうか。
でも、講座で3か月後に伸びていく人は、みんなこの順番で頑張っていました。
特に最初の1か月は、地道にホームポジションの練習を続けています。
指が慣れてきたころに、少しずつ単語や日本語の入力を始めていました。

お仕事をしている方は、練習の時間を取るのが難しいかもしれません。
それでも、ふだんの入力でホームポジションを意識してみてください。
日々の積み重ねが、3か月後の自分を変えていきます。

最初は遅くなる

ホームポジションの練習をはじめると、残念ながら入力は一時的に遅くなります。
うまくいっていないのではありません。指がまだキーの場所を覚えていないのだから、当たり前なんです。

キーボードを見て打つときは、目がキーを探しています。
タッチタイピングでは目に頼らず、指に場所を覚えさせる。
覚えるまでのあいだは、1文字ずつ「どこだっけ」と探すことになります。

ところが!
指が場所を覚えた日から、キーを探す時間がゼロになります。
そこから先は、指を動かす速さが、そのまま打つ速さに変わる。
地を這うようだったタイピングのスピードが、ある日を境にぐんと伸びはじめます。

遅い時期は、伸びる前の準備期間。
元の打ち方に戻らないことが、いちばん大切です。

次は、私がいちばん力説している、タッチタイピングのポイントを解説します。

FとJに戻ることが上達のカギ

上達のいちばんのポイントは、指を常にFとJに置くこと。そして、打ち終わるたびにFとJへ戻ることです。
FとJこそ、ホームポジションの中のホームポジションです!

さくら🌸タッチタイピングの画面のキーボード。Fが光り、FとJのキーに印がついている。キーの上の色で使う指が分かる
さくら🌸タッチタイピングの練習画面。次に打つキーが光り、キーの上の色で使う指が分かります

FとJの目印

キーボードをよく見てみてください。
実は、FとJに、小さな突起がついています。
ノートパソコンでも、単体のキーボードでも、ちゃんとついているんです。

この突起が、左右のひとさし指の置き場所。
FとJを死守して、まずはFとJが並ぶ中央の段から覚えていきましょう。

→ FとJに指を置いて、ホームポジションの練習をしてみる

伸ばしたら必ず戻る

左ひとさし指の担当はF。
ひとさし指はいちばん器用なので、担当するキーが多いのが特徴です。
Fから上のRと下のVへ。T・G・Bも、左ひとさし指の担当です。

右ひとさし指の担当はJ。
Jから上のUと下のMへ。Y・H・Nも、右ひとさし指の担当です。

どちらも、指を伸ばしたら、必ずFとJに戻します。
この繰り返しが、タッチタイピングへの第一歩。いちばん重要なところです。

戻る場所が決まっていると、次のキーまでの距離が毎回同じになります。
だから、目で探さなくても、指が覚えて届くようになるんです。

→ ひとさし指を伸ばして戻す練習をしてみる

さくら🌸タッチタイピングの特徴

さくら🌸タッチタイピングは、FとJに戻るくせを指に覚えさせることに、いちばんこだわって作りました。

ホームポジションの練習には、お題の最後にFとJを打つ設定があります。
打ち終わったら、ホームポジションに戻る。
指に「帰る場所」を覚えさせるための仕掛けです。

練習中は、画面のキーボードで次に打つキーが光ります。
手元のキーボードを見なくても、キーの位置を確かめられるのも特徴です。

さくら🌸タッチタイピングの練習画面。カラフルなタイルが70枚、全部埋まっている
タイルが全部埋まった画面

さくら🌸タッチタイピングの楽しみ方

タイル
カラフルなタイルがランダムに埋まっていくのが、気持ちいい!全部埋まったらご褒美が!
ライフ
ミス10回で、集めたタイルがはじけ飛ぶ!回数は自分で選べるので、落ち着いて練習できます。
ご褒美
ミスをしなかったら、クラッカーの紙吹雪でほめてくれます!
ミスなしチャレンジ
何文字までミスなく打てるか、チャレンジできます。しかも、文字の数はどんどん増えていく!どこまでいけるか、試してみよう!

速さより、正確さ

タッチタイピングは、速さより先に、ミスを減らすことを目指しましょう。
理由、わかりますか?

タイピングでミスをすると、バックスペースで消して、正しい文字を打ち直す時間がかかります。
実際に文章を打つときも、ゆっくり正確に打つほうが、資料は早くできあがります。
日本語入力は、1語ずつ変換するより、文をまとめて打ってから変換したほうが、前後を見て正しく変換してくれるからです。

さくら🌸タッチタイピングでは、ミス1回につき、打ち直しにおよそ2.5秒かかる計算を取り入れました。
画面には「見かけの速さ」と、ミスの分を差し引いた「本当の速さ」を並べて出します。
ミスが多いほど、本当の速さがぐっと下がるのが、目で見てわかるはずです。

ゆっくりでも、ミスをしない。
そういう人のほうが長文に強く、結果的に速く終わります。
入力ミスしない人ほど、仕事が早いんです。

そして、ゆっくりでもミスなく打てるようになった人は、そこからのスピードアップが驚くほど簡単です。

講座で見てきた、3か月で別人になった人たち

講座では、ホームポジションから練習を始めることがあります。
タッチタイピングを目指すために、記録表を渡して、毎回記録を記入してもらっています。

パソコンが苦手な人もいるし、タブレットやスマホしか触ったことがない人も大勢いるのですが、それでも3か月後には、1分100字を超える人がたくさんいます。

1分100字を超えると、入力がぐっと楽になります。
考えたことが、そのまま指から画面に出ていく感覚。
キーを探して手が止まることがなくなり、文章を打つのが苦になりません。

1分180〜200字まで伸びる人も、2%ほどいるんです。

忘れられない人がいます。
初めて担当したとき、その人が受けていたのはタイピングの記録をとる講座ではなかったのですが、指がバラバラなのが気になって、1度だけ声をかけたことがあるんです。
2年ぶりに偶然会ったとき、「ミカタイプで1分200を超えました」と報告してくれたんです。

「あのとき、だまされたと思ってホームポジションからもう一回やって!と言われて本当に良かったです。頑張りました!」

笑顔でそう言ってくれて、私もうれしくなりました。

指の使い方がばらばらのままだと、どこかで伸びが頭打ちになります。
同じアプリで練習していても、1分120字前後で止まる人と、ぐんぐん伸びる人がいる。
その違いは、ホームポジションにあります。

比べる相手は3か月前の自分

比べる相手は、隣の人ではありません。3か月前の自分です。

速く打っている隣の人が、どれだけミスをしているか、見たことはありますか?
私は、速い人でも何度も何度もバックスペースキーを押す姿を、嫌というほど見てきました。
だから講座の記録表には、「1分の文字数」と一緒に「ミスタッチの数」も書いてもらって、現実を直視してもらっています笑

自分の記録だけを見て、少しずつでも確実に伸びている自分をほめましょう!

さくら🌸タッチタイピングには、誰かと比べるランキングはありません。
焦らせる仕組みもありません。

まさに自分との勝負です。

画面に出るのは、自分の「自己ベスト」と「記録更新」だけ。
タッチタイピングを手に入れるための、自分が成長するための練習アプリです。

まとめ

  • タッチタイピングへの近道は、ホームポジションを覚える・ミスを減らす・キーボードを見ない
  • 最初に遅くなるのは、指がキーの場所を覚えている途中だから
  • 伸ばした指は、必ずFとJに戻す
  • 速さより、正確さを先に
  • 比べる相手は、3か月前の自分

毎日10分、続けることがいちばん大切です。
速さより、正確さ。
コツコツ練習すれば、3か月前の自分とは別人になれますよ。

今日の10分から、始めてみませんか。

さくら🌸タッチタイピングで練習をはじめる

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